御殿場プレミアム・アウトレットに行ってみた〜反省編〜
フロアマップ。HPからPDFでDLできる。 |
御殿場プレミアム・アウトレットにはファッション、インテリア、グルメなど全て合わせて200店舗以上のショップが出店しています。その中で今回まわったのは約50店舗ほど。購入する可能性のあるショップだけに絞って行きましたが、それでも一周し終えるまでに4時間、その後買うものリストを作ってもう一周するのに2時間、累計70店舗まわり、計6時間掛かりました…。
さすがにそれだけまわると、反省点や気づいたことがあるのでいくつかシェアしてみようと思います。
・道なりに行きたい店に片っ端から入っていく方が効率的
今回お目当てのお店が入口付近にあって、そこで最初に買ってしまうとお金がなくなって買い物が楽しくなくなるかも?と不安があったので、手前のWESTエリアでは買わないだろうという店だけを見つつ、先に奥にあるEASTエリアをまわりました。しかし、逆にお目当てのブランドの価格帯を把握してないので気が気でなく、EASTエリアで良い服を見つけても買えない状況に陥ってしまい、結局2.5周(WESTを1.5周)するはめに…。
御殿場はアウトレット専売品以外は一点物が多いけれど、通常のセールのように少し前に見たものがすぐ売り切れてしまうような感じではなかったので、無理に焦って買う必要はないのかなと思いました。みんな買い物に来てるけどのんびりしてるので、行きたい店が多いならゆっくり道なりに全店まわってから欲しいものリストを作って、喫茶店で一息ついて買いに出るくらいで丁度良さそうです。(さすがにすごく人気があったり、希少なアイテムはその場で買わないと危ないだろうけど)
・アウトレット用に作られた商品と本物のアウトレットの見分け方
※個人的な推測です。ソースはないので、話し半分でお願いします。
在庫、カラバリが豊富なものは危ないという定説がありますが、それ以外にもアウトレット価格しか書いていない値札が付けられている服はちょっと注意した方がいいのかなと。定価の下にアウトレット価格が追加されているもの、上から貼ってあるもの、値札が複数付いているもの、sampleと書いてあるものは正規のアウトレットで間違いないと思います。デザイナーズブランドもほとんど正規品でした。ただ、それ以外のところはアウトレット用に作った服やそれらしきものが予想よりも多かったし、なかなか露骨にやってるところもありました。(タグにアウトレット用だと書いてあるブランドもあって、そういうところは逆に良心的なのかもしれない)
セール・アウトレット用であっても気になる服が納得できる値段で買えるなら良いじゃないか?とも思いますが、アウトレット用の服って意外に高くて、これだったら…みたいな服が多いのであまり買うのはおすすめできないかなーと。セレショならセレクトを、ブランドなら先シーズンまでで見たものを買った方が良いと思います。
・アウトレット価格は本当にお買い得なのか、一回冷静に考える必要がある
さすがにこれだけショップが多いとオフ率にもバラつきはありますが、定価から30〜50%OFFくらいの服が一番多かったなーと思います。正直「あれ?これ2シーズン前なのにこのオフ率?最終セールの方が安かったよね、というかyooxで買った方が遥かに安くない…?」と思うことも多々でありまして、実際にスマホ片手にECで価格検索とかやっちゃいました。
Maison Martin MargielaやBALENCIAGAなど、その辺のブランドになると定価が高いので80%OFFとかになってて大変お得感もあったのですが、それ以外のところは店頭で最終価格まで売れ残った服が一旦最初のセール価格からリセットされて売られているような感じ。アウトレットマジックから解き放たれると、安いのは安いんだけどアウトレットのお得感は少ないなと。だから、買い逃したものとかなら良いんだけど、それ以外は一旦落ち着いて冷静になった方がいいと思います。上で言ったように一回リスト作って、喫茶店で一息ついたりしたほうがいいかも。
・個人的に良かったショップ30選
最後に好印象だったショップをWESTとEASTエリアで分けて、ざっくり名前だけ紹介。個人的な好みの問題も大きいですが、挙げたブランドはショップの作りがしっかりしていて尚且つアウトレットとしても良くできていると思ったところです。(太字は特に良かったブランド)
WESTエリア
Black Fleece by Brooks Brothers,Cole Haan,Estnation,BALENCIAGA,JIL SANDER,MARGARET HOWELL,TOMORROWLAND
Y's,Maison Martin Margiela,YVES SAINT LAURENT,Alexander McQueen,Dior,Brooks Brothers,Levi's,COACH
EASTエリア
Adam et Rope,MONCLER,Tod's,RALPH LAUREN,NIKE
PUMA,JOURNAL STANDARD,Champion,REGAL,BARNEYS NewYork,Ciaopanic,NORTH FACE,adidas,L.L.bean,AIGEL
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反省は以上です。数日経って冷静になっているので多少disもありますが、なんだかんだで御殿場は行って良かったし、また行きたいと思ってます。憧れのブランドから普段よく買うブランド、気になってたけど今まで手を出していないブランド…これらが全て一同に揃っていて、全てが自分の財布から手の届く範囲にある。これがそう思えた最大の要因かなと。普段からwebや雑誌で明らかに自分が買えないブランドを見て、店頭でも実際に試着したりとかもするのですが、やっぱり自分の手の届く範囲のリアルな買い物が一番楽しいんですよね。御殿場はそのリアルを拡張してくれるので、買い物という行為自体がいつもより数倍楽しく思いました。
アウトレットに偏見がある人も御殿場に行ってみると考えが変わるかもしれないので、一度行ってみるといいかもしれないですね。GW中には普段のアウトレット価格から更にセールをしているブランドも多いので、気になった人は是非行ってみてください!
御殿場プレミアム・アウトレットに行ってみた〜観光編〜
御殿場へのアクセス方法は車、直行バス、特急電車…といくつか方法はあるのですが、今回はGW初日だからなるべく安く済ませたい&ビールを飲みながらゆっくり行きたいということで鈍行電車で行くことに。
乗り換えポイントの新松田。松田駅はこの目の前にある。 |
御殿場駅。ここから出るシャトルバスには長蛇の列が… |
鈍行ルートは新宿→小田急線新松田駅→松田駅→御殿場の経由(乗り換え1回)。運賃は1,240円で電車の乗車時間は2時間40分ほど。御殿場からは20分置きにアウトレットまでの無料シャトルバスが出ています。そのバスの待ち時間と乗車時間を合わせるとトータルで3時間オーバー。他のルートだと新宿から2時間切るので、時間がないと厳しいルートではあるなーと思います。
あと、松田駅ではICカードが使えないので、切符を買う必要があります。それを知らずに出発前にまとめてチャージするとお財布からは安く上がった分のお金が出ていってしまうので注意。(私は事前に調べていかなかったので見事にその罠にハマった)
御殿場プレミアム・アウトレット、インフォメーション付近。 |
GWということで激混みを予想してたのですが、着いてみると人は多いながらも買い物がしにくい…というほどではなく、ちょうど良い感じの人混み。御殿場は東京ドーム7個分と敷地が広く、各店舗毎も広い面積がとってあるので、都心の休日よりもゆっくりとした買い物ができました。
お昼はフードコーナーで。ロコモコ丼と地ビール。(向に見えるのはグリーンカレー) |
お食事処はモールによくあるフードコーナーとレストランコーナーがメイン。あとはところどころに露店や飲食チェーン(マックやタリーズなど)が出店しています。静岡・御殿場のご当地グルメ的なものはほとんどないので、自分の好きなもの見つけたらそれを素直に食べるような感じになるかなと。飲食店も例に漏れず広いので、レジで並んでも座れないような状態ではなかったのも嬉しいポイント。(あと、フードコーナーの奥で地鶏の燻製も売っていたので、それをつまみに地ビールを飲むとなかなか熱いことになりそう)
EAST ZONEでは富士山の絶景が見れる…! |
御殿場は入り口付近のWEST ZONEと奥のEAST ZONEの2エリアで構成されています。EAST ZONEでは後ろを振り返ると富士の絶景が広がっていて、買い物メインできたのに観光もできてすごく得した気分。
12時に着いて、17時には帰る予定が結局19時半まで買い物していました。17時が帰宅ラッシュで以降はモール内の人はまばらになりますが、それでも帰りのシャトルバスは満員。バスでゆっくり帰るには後発が来るのを待った方が良さそうです。
20時前に御殿場駅に着いて、夕食を食べていると見事に電車を乗り過ごし、結局居酒屋で次発まで飲むことに。御殿場駅から松田方面への電車は50分間隔なので、乗り過ごすとこういうことになっちゃうかなーと思います。終電も22時過ぎと早いので、アウトレットで閉店まで買い物してもし電車を乗り過ごすと宿泊ルートへの変更を余儀なくされるのではないかと…。
今回は行きが小田急から御殿場まではずっとロングシートだったのですが、帰りの御殿場→松田までは嬉しい誤算でボックスシートの電車が…!そのまま荷物も多いことからロングシートはきついなーってことで結局、本厚木で指定席(550円)を買い、新宿まで特急あさぎりで帰宅。
朝の8時半に新宿集合、23時前に新宿解散ということで14.5時間のプチ長旅でありました。が、帰りの電車もみんな買い物後でテンションが上がっていて終始盛り上がって楽しい旅でした。久々に高校時代の買い物気分に戻れたようですごく面白かったです!
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今回はアクセスをメインにさらっと観光レポを書いてみました。次回は御殿場の回り方、良かったブランド・ショップ、アウトレット商品の見分け方などを書いてみようと思いますー。
17時が帰宅ラッシュで、18〜19時頃には人もまばらに。 |
12時に着いて、17時には帰る予定が結局19時半まで買い物していました。17時が帰宅ラッシュで以降はモール内の人はまばらになりますが、それでも帰りのシャトルバスは満員。バスでゆっくり帰るには後発が来るのを待った方が良さそうです。
御殿場駅の横にあった御殿場酒場。地元の常連さんが多く盛り上がっていた。 |
20時前に御殿場駅に着いて、夕食を食べていると見事に電車を乗り過ごし、結局居酒屋で次発まで飲むことに。御殿場駅から松田方面への電車は50分間隔なので、乗り過ごすとこういうことになっちゃうかなーと思います。終電も22時過ぎと早いので、アウトレットで閉店まで買い物してもし電車を乗り過ごすと宿泊ルートへの変更を余儀なくされるのではないかと…。
本厚木からは指定席を買って「特急あさぎり」で帰宅。 |
今回は行きが小田急から御殿場まではずっとロングシートだったのですが、帰りの御殿場→松田までは嬉しい誤算でボックスシートの電車が…!そのまま荷物も多いことからロングシートはきついなーってことで結局、本厚木で指定席(550円)を買い、新宿まで特急あさぎりで帰宅。
朝の8時半に新宿集合、23時前に新宿解散ということで14.5時間のプチ長旅でありました。が、帰りの電車もみんな買い物後でテンションが上がっていて終始盛り上がって楽しい旅でした。久々に高校時代の買い物気分に戻れたようですごく面白かったです!
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今回はアクセスをメインにさらっと観光レポを書いてみました。次回は御殿場の回り方、良かったブランド・ショップ、アウトレット商品の見分け方などを書いてみようと思いますー。
今シーズンも変わらないベーシックを提案する"MUJI Labo"。
MUJI Labo 2013SSカタログ。 |
アングローバル社と提携して3シーズン目を迎えた”MUJI Labo”。今シーズンもいつもと変わらないワークテイストのベーシックカジュアルを提案してくれています。
いつでも同じ服が買えるというのがベーシックブランドの基本ですが、この価格帯でそれをやっていて、尚且つデザインも洗練されているのがMUJI Laboです。色がオールシーズン秋色で統一されているという点に目をつぶれば(これもシーズンレスと言ってしまえばそうですが)、すごく使い勝手の良い程よくシンプルな服が並んでいるし、迷わなくて良い価格だし、ほぼオーガニックで統一されているしで、すごく良いブランドだなと。
今シーズンは若干プレーン(と言っても本当に若干であまり前シーズンと変わらない)になったなーという印象を受けたのですが、無印のステーショナリーを上手く収納できるというポイント等はしっかり健在。日々の暮らしと共にある服。ベーシックと実用性が共存する服というテーマをしっかり意識して作ってあります。今の時代にこのブレない姿勢でもの作りをしているのがMUJI Laboが好感を得ている理由なのかなと思いました。
デザインがシンプル過ぎてこれ以上書くのは難しいので、是非気になった人は店頭に見に行ってください!(MUJI Laboは限定店舗での取り扱いなのでご注意を。↓に店舗情報のリンク貼っておきます。)
MUJI Labo取り扱い店舗
m+の鍵の先端だけを巻き込むシンプルなキーケース。
conchiglia [KEY HOLDER] - m+ online |
春ということでひとり暮らしを始めて、キーケースを探している人も多いのではないでしょうか?
今回紹介するのはm+(エムピウ)の巻貝みたいなキーケース”conchiglia”。一枚革を巻いてギボシで留めているだけのシンプルなキーケースで、使うと鍵の頭は飛び出たまま先端だけ巻き込むような形になります。
革はイタリア製タンニンなめしを使っていて、カラバリは7色(Maremma、Minerva Liscio、Butteroと3種類の素材があり、色でどの素材を使っているかは変わるよう。詳しくはリンク先の商品詳細で)、鍵収納数は5本で、お値段は2,205円。持ち運ぶ鍵は2〜3本ほどで、そこまでキーケースにお金は掛けられないけど、直でバッグに入れるのは嫌だな〜と思っている人なんかには丁度良いかもしれません。
FERMA: KEY CASE - e+ online |
また、m+にはしっかりとしたキーケースもあります。conchigliaはカジュアルなデザインですが、こちらはすごく大人な感じ。FERMAとは金具を使わず、革のフラップを留めにすることらしく、FERMAシリーズでこれとほとんど同じデザインの名刺入れも売られています。
革はイタリア製タンニンなめし革、カラバリは3色(素材はMaremma、Buttero)、鍵フックは4本で、お値段は6,300円。セレショなどでブランド物のキーケースを見た後だと、かなり安く感じるかなと思います。作りもしっかりしていて、日本製なのでキーケースお探しの人は実物見に行ってみてください。
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m+は10年以上活動しているブランドらしいのですが、恥ずかしながら先日初めて知りました(どうやら、九州では取り扱いがないようでそれが原因っぽい)。HPを見てみると、今回紹介したキーケース以外にも面白い革小物が揃っているようで、ここのアイテムは買う度に紹介していこうかなと思います。今気になっているのはすごく独特の作りをしているm+の財布(millefoglie、Lo Yen)。恐らく、購入すると思うので購入後はまたブログを書いてみます。(ちなみに、conchigliaは取り扱い店3店回って空振りしたので、オンラインで発注しました。届いたら、FBにUPします)
リーズナブルな価格で日本製の服が買えるブランド”FREDY&GLOSTER”。(追記あり)
FREDY&GLOSTERのHP。 |
皆さん、”FREDY&GLOSTER”というブランドをご存でしょうか?
FREDY&GLOSTERは全国に13店舗展開(渋谷に路面店もあり)している、ベーシックカジュアルブランド。価格帯はGAPやZARA、セレオリのセカンドライン辺りでミドルプライスより若干安いかなくらい。デザイン的にも可も不可もなくな感じで、所謂この価格帯でありがちなブランドの1つと言ってもいいかもしれません。
しかし、このブランドのすごいところはその価格帯で日本製の服を売り出しているということ。メイドインジャパンをブランドコンセプトで掲げているわけでもないのに、さり気なく取った服が普通に日本製で驚きます。全商品の生産国で統一されているわけではなく中国製もちらほらありますが、それでもシャツは過半数以上、アウター・トップス・ボトムは3〜5割が日本製で構成されています。(残念ながら、Tシャツは10割中国製。しかし、価格は2000円前後とものすごく安い)
価格、デザインではありがちでも、シャツ・ボトムが8000円以下、アウターが1万円前後で日本製が買えるブランドはなかなか珍しいなーと。(というか、これはかなり無理しているような…)
NOLLEY'S CO.LTD.の企業HP。 |
それで少し調べてみると、FREDY&GLOSTERを運営しているNOLLEY'Sという会社から出ているブランドは比率は変われど、どのブランドも良心的な価格で日本製アイテムを展開しているよう。メンズだと、FREDY&GLOSTERの他にGLOSTER、NOLLEY'S goodman、Stutostein、STONEWOLDがありました。全ブランド、ZOZOTOWNのFREDY&GLOSTERのショップページで取り扱いしているので、気になる方は是非見てみてください!
あと、余談ですが、このショップで取り扱いしているバッグ、小物、シューズのブランドもなかなか熱めでした。※ファクトリーブランドなど低価格で良質なコスパが良いブランドを多く取り扱っているので、こちらも是非。(PETERS MOUNTAIN WORKSの別注バッグとかあって驚いた)
※ファクトリーブランドとはブランドから発注を受けている工場が自社で展開しているブランドのこと。有名なところではpyjama clothingとか。
追記
↑で挙げたブランドで誤字(STONEWOLDをSTONE WORLDと表記)とStutosteinというブランドが抜けていたので訂正しました。
Stutosteinは先月オープンしたKITTEに旗艦店が入っています。価格帯はミドルプライスで、こちらも例に漏れず日本製がメイン。デザインは他のブランドより大人っぽい感じ。20代半ば〜の人はFREDY&GLOSTERよりStutosteinがおすすめです。
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