隠れた名コラボになりそう?明日発売する”H&M for Brick Lane Bikes”。
H&M本国のニュースページ。イメージギャラリーもあり。 |
明日、3/7にH&MとBrick Lane Bikesのコラボコレクション「H&M for Brick Lane Bikes」が発売されます。
Brick Lane Bikesは英イーストロンドンにある自転車専門店(ロンドンのサイクリングシーンをリードする存在で、ここのピストは有名なのだとか)ということで、今回はアパレルとサイクリングの異業種コラボ。”自転車を愛する全ての人のための、着心地が良くてスタイリッシュなファッション”と銘打ち、サイクリングに最適化された機能性と、サイクリング時以外でも街中で着ることができるファッション性を併せ持ったコレクションに仕上がっています。
※H&MのインタビューでBLBのオーナー、フィーヤ・バックウォルド氏が「ウェアは自転車に乗るのに適してさえいればいい。ファッション性はその後の話。」と語っているように、サイクリングでの実用性を第一に作られたのが今コレクションではあるのですが、画像を見ると見た目はサイクリングウェアとは全く思えないようなデザイン。ブレザーやキルティングシャツ(ブルゾン?)、ライダージャケットなど、都会的でスタリッシュなアイテム達が本当にサイクリングに必要な機能性を兼ね備えているの?とちょっと疑問にもなります。
※H&Mのインタビューは関連記事参照。スクロールする必要あり。
しかし、この動画を見ると、その疑問は払拭されます。
画像だと普通に見えた服たちに、実は結構なギミックが隠されていたという…!ただのデザインに見えるポケットの位置やボタンが、しっかり機能性に結びついていたんですねー。こういうのって、ガジェット的な興奮があります。しかも、確かに全てサイクリングに最適化された機能ではあるけど、それ以外のときにもアイデア次第でいろんなものに応用できそうなのも良いなーと。
そして、値段もいつものデザイナーズコラボと違って、普段のH&M価格でかなり安く、長蛇の列に並ぶ必要もないというのも嬉しいところ。自転車に興味がなくとも、非常にそそるコラボだと思うので、是非皆さん今週はH&Mに行ってみてください!(出来ればこれを機に自転車にも興味を!)
※発売はH&M SHIBUYA、H&M SHINJUKU、H&M EBISUBASHI 2、H&M 名古屋松坂屋店、H&M TENJINの5店。残念ながら、ZOZOでの取り扱いはなし。
H&M for Brick Lane Bikes インタビュー - H&M LIFE
H&M×英自転車専門店 "サイクリング男子"向け限定コレクション公開 - Fashionsnap.com
H&M×英自転車専門店 "サイクリング男子"向け限定コレクション公開 Photo Gallery - Fashionsnap.com
今月中に購入しておきたい、春物アウター・ニットのススメ。
今回は3月中に買っておきたい春物アウター・ニットのススメです。春物アウターは冬から春に季節が変わる変換期、ちょうど年度変わりのタイミングで重宝するアイテム。新年度の印象を決める服にもなると思うから、なるべく慎重に選びたいところですよねー。しかし、春物は冬物と比べて着れる期間が短いので、慎重に選び過ぎて買う時期が遅れると、数回しか着ずにクリーニングへ…なんてことも多々。なるべく春のアウター・ニット類は3月中に買って、シーズン中に狂ったように着倒すのがベストです。ということで、今着たい春物アウター・ニット類の情報をまとめてみました↓
MR.GENTLEMANのステンカラーコート。 |
春の鉄板アウター、スプリングコート。春は冬と違って、絶対にコートを持っておく必要はないのだけど、それでもやっぱりスプリングコートは1枚あると便利。
メンズでスプリングコートというと、ほとんどステンカラーかトレンチの2択になります。他にもフーデッドやモッズなどの選択肢もあるけど、一番多くブランドから出ているのはこの2つ。どちらを選ぶかは好みですが、トレンチは高身長、細身じゃないと似合わない(ことが多い)+着こなしが難しいので、私的にはステンカラーの方がおすすめ。
色はベージュが定番。あとはネイビー、グリーン、イエロー辺りも多いです。春だから明るめな色を選んだ方が逆に無難だと思います。下に着るのは鮮やかな色のニットや白シャツ、ボトムはチノパンや紺デニム、色落ちデニム辺りになってくると思うので、そこを意識すると自ずと買う色も見えてくるかなーと。ちなみに、丈は太もも〜膝上くらいが今年っぽくて、着こなしやすいかなと思います。
価格はセレオリだと1万円代〜2万円代、ドメブラだと3万円代〜が主流のよう。薄手ということもあって、冬物や他の春物アウターと比較してもそこまで高くはないです。1着買うと来年の心配がなくなるので、今まで購入を躊躇していた人を思い切って購入してみるといいんじゃないでしょうか。
ACNEのBOMBER FLEECE JACKET。 |
かっちりとしたジャケットもいいですが、春はブルゾンが着たくなる季節でもあります。ラフに、気の抜けた感じで楽に着れるアウターも1枚は欲しいところ。
ブルゾンの良いところは季節を無視できること(シーズンレス)。春夏と秋冬で着てみると素材が変わってるけど、見た目的にはそこまで変わらないから夏以外は活躍してくれるし、春でも黒やネイビーなど暗めの色がアリという傾向がありなので、テーラードJKより初心者にはこちらがおすすめ(インナーやボトムを明るい色でまとめれば季節感は出る)。また、逆に季節感を出したいという人にはデニム素材が良いかも。軽〜い感じが出て、爽やかな印象を与えることができます。今シーズンは結構多く出ているから気に入るのも見つかりやすいと思います。
値段はスプリングコートと同じくらいか、若干低め。だけど、春物なの?とツッコみたくなるほど厚い素材で作ってる本格仕様なものは高いです。(ちなみに、今年はライダースを春のアウターに選ぶ人も多いかも…?地味にライダース熱、盛り上がってきてるような気がします)
あと、最後に注意点としてブルゾンはしっかり試着してジャストサイズか確認すること。シルエットがボックスで、大きめに作られているものも多いので、場合によっては1サイズ小さめがジャストということもあります。サイズを間違えると途端に野暮ったくなるので、気をつけてくださいねー。
MR.GENTLEMANのケーブル・クルーネックニット。 |
春の厚手コットンニットも着れる期間が短いから今月中に買っておきたいアイテム。春はスプリングコートの差し色に、もう少し暖かくなったら1枚でざっくりと。カーディガンよりもセーター、Vネックよりもクルーネックが今の気分。
春ニットの良いところは今の時期、寒い日にでも着れること。そして、冬物のコートからチラッと見えるだけで春らしさを出せること。薄手のニットも既に発売されていますが、今買うなら、今着たいなら断然こっちです。
色は黄色やピンクとか思い切り明るい色やパステルカラーなどの優しい色が春っぽいかなと。冬のニットと180度変わった色に挑戦するのは勇気が必要ですが、春ニットは素材が重く見えるので、他の明るい色で軽い素材の春物よりは色にも挑戦しやすいと思います。(というより、明るい色を入れることでようやくバランスが取れるアイテム)
価格はセレオリで1万円前後、ドメで1.5〜2万前後(ファストだと1万以下)。3〜4月の暖かい日に1枚で着れるトップスだと考えると、結構お買い得かも…?ラフだけど、10代にはない落ち着いた雰囲気を出せる服なので、余裕がある人は是非ご検討ください。
LOOPWHEELERのプルオーバーパーカ。 |
パーカーもニットと同じく、プルオーバーパーカーがキテるかなーと。なんだかんだで皆ジップには飽きてきてるところなので、今はプルオーバーなだけで全てが新鮮。
1枚でざっくりと、下にシャツを着て少し上品に、コートの下にカレッジロゴを忍ばせてシティボーイ風に…といろいろ着こなしはありますが、基本的にはシーズンレスなアイテムなので、季節関係なくどう着てもいいと思います。パーカー(特にプルオーバー)は楽なのが最大のメリット、何も考えずにラフに行っちゃいましょう。
色は季節感を重視して明るい色に挑戦するのもありですが、パーカーというアイテムの性質から色で遊ぶとすごくポップなっちゃうので、少々難易度は高めです。上手く行けば、20代半ばだとそれが逆に遊び心を持った大人。下手すれば、歳相応の格好ができない人、という風に見えるので無難に定番色のグレー、ネイビー辺りを選ぶ方が良いかも。
価格はこちらもニットと同じくらいですが、Championのリバースウィーブなど探せば、安くて丈夫な定番物も多く見つかります。
(あと、スウェットも地味にトレンドになりそうな予感がするけど、こちらはラフ過ぎて着こなしが難しそう)
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以上、春物のススメ第一弾でした。
本格的に春が到来…ということで、ようやく当ブログでも春物の特集です。先月までは実験的にいろいろ投下して様子見していましたが、今月からは0からファッションを始めたい人向けのハウツー(ファッションは教養だと思う。のリライト含む)など、本格的に始めていきたいと思うので、よろしくお願いしますー。
※今回参考画像に使用したブランド
・MR.GENTLEMAN
・ACNE
・LOOPWHEELER
ベーシックとファストで揺れるユニクロの春夏。
カタログが良かったので、非常に気になっていたユニクロの春夏。先月は新商品が多く発売されたので、毎週いろんな店舗を見て回っていたのですが、どうやら期待していたは違うものになっている様子。
今までのユニクロはベーシックな服を低価格で提供してくれるブランドでした。無個性でどんなスタイルにも馴染む服、尚且つ価格以上のクオリティがある服。それが最大の持ち味で、私がファッション初心者に勧めていた理由でもあります。
しかし、今期のユニクロはそれではなく、ベーシックに強いファストファッションブランドという印象を受けました。ベーシックな服はあるものの、今期の切り替えアイテムの方が目立ち、新商品も今までとは違い若者向けなトレンドアイテムが多く出ています。と言ってもそれ自体は当たり前のことで、アイテムが増えるのも良いことなのですが、問題はそのアイテム達がベーシックではないということです。
新商品は既存のアイテムをプリントや切り替えでデザインしているものがほとんどにも関わらず、ユニクロがひと目でユニクロと分かる、独自色を出しすぎてしまったためにベーシックに見えない。そして、新型のデザインも国内のトレンド意識が強すぎて、店頭からファストファッションの感じが出てしまっている…。ファッションである以上、若干のトレンド意識は必要ですが、それでもユニクロはベーシックを売りに、低価格でありつつファストファッションとは異なる立ち位置いたのに、そこが崩れかけているのが非常に残念だなあと思います。
私がユニクロに期待していたのは、ベーシックでありつつバリエーションを増やすことでした。既存のアイテムの素材違いを出したり、縁取りやパーツを切り替える、もっと具体的に言うならUU秋冬でやったことをしてくれないかと期待していました。今回の路線変更は賛否両論だと思いますが、個人的には、足し算せずに傍から見て些細な変化でバリエーションが付ける。これがやっぱりユニクロの持ち味を活かしつつ、バリエーションを増やす唯一の方法だと思うんですよねー。実際に些細な変化でセンス良く、ベーシックを作るのは難しいことだけど、それができるようになったら最強のベーシックブランドとして国内・海外問わず、不動の地位を得ることができそうなのになーと。
まだまだ春夏に入ったばかりでこれからどうなるか分かりませんが、ある意味節目だと思ったので、今の段階での感想を書いてみました。4月くらいにまた面白いアイテムが発売されるようなので、それに期待しつつ、若干の軌道修正を願いつつ、これからもユニクロを見ていこうと思いますー。
(これを書いていて、既存の人気アイテムを毎シーズン違うデザイナーに持っていって、デザインしてもらうコラボ企画とかあったら面白いんじゃないかなと思った。)
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