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ファッション初心者に向けて着こなしやハウツーを提案するファッションブログ

スタイリング提案アプリ「SENSY」を使ってみての感想。

SENSY
人工知能がスタイリストになるファッションアプリ「SENSY(センシー)」がリリース、アートディレクションはライゾマの真鍋大度氏 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ) 

新しいスタイリング提案アプリ「SENSY」がリリース。

今や、AIがスタイリングを提案してくれるアプリやサイトはいっぱいあるけれど、SENSYが面白いと思ったのは1つのアイテムをひたすらに”好きか嫌いか選ぶだけ”だという点。

スタイリングアプリはある程度ユーザーの好みを学習したら、テイストでジャンル分けされ、まとめて好きなアイテムはこれでしょ?と出してくるものが多いけど、”SENSY”は1つのアイテムをずっと選ぶことができ、気に入ったアイテムはリストにカテゴリ、ブランド分けされて登録される。

今まで使ったアプリで不満だったのが、勝手に「カジュアル」などにカテゴリ分けされて、そのカテゴリのアイテムしかレコメンドされなくなること。よく着るのはカジュアルかもしれないけど、モードだって、ワークだって、色んなジャンルの服を着るし、更にその中に個別に好きなテイストがある。だから、”SENSY”のように多くのジャンルから1着ずつ好きなものを選べるっていうのはかなり嬉しい。

あとは気になる人工知能のレベル…ということで、早速DLして小1時間ほど遊んでみたので、使ってみた感想を。

メイン画面(左)画像をタップすると、商品詳細を見ることができる(右)
SENSYは最初に性別を選ぶと、あとはメイン画面で出てきたアイテムをフリップして、好きか嫌いか選ぶだけというシンプルなアプリ。好きなアイテムが出るまで個人差はあると思うけど、私の場合は10〜15回に1回好きなアイテムが出るか出ないか…というレベル。お気に入りリスト(好きなアイテム)の数が増えていくと精度は少しずつ上がっていくはずだったけれど、まだまだ登録されているアイテム数が少ないのか、あまり精度の高さは実感できなかった。

一応、webには提携ブランドは1,600以上と書いてあるけど、メンズはBEAMS、EDIFICE、nano universeなどのセレオリとワールドのブランドを中心に10くらいのブランドがローテーションで出てくる感じ。全く着ないというか、好きじゃないブランドも含まれているので、特定ブランドをミュートできるようになればもっと使い勝手が良くなるのになあ…と。

あとはデフォルトではアウター、トップス、ボトム、シューズなど全カテゴリが選択されているのだけど、色んなカテゴリからランダムに選択されるとあまり人工知能の良さは実感できないのかなと思い、カテゴリを選択して使ってみたら全カテゴリ選択より圧倒的に精度は良くなった。リストの数がある程度増えたあとはカテゴリ選択して使う、というのがおすすめの使い方かも。

スタイリストなどが選んだアイテムをチェックできる”センスリンク” 
SENSYにはソーシャル機能はないけれど、スタイリストやモデル、タレントが選んだアイテムをチェックできる”センスリンク機能”というものがある。最初からレコメンドされたアイテムが出てくるので、オリジナルのMY SENSYよりも使いやすいし、こっちでしか出てこないアイテムもある(?)ので、合わせて使ってみると面白いかも。あと、センスリンクでも人物を選んだ後にカテゴリ選択できるのは地味に嬉しい。

サイトには「今なら無料!!」と書いてあるので、あとから有料化かな…?

お気に入りリスト。ブランド別(左)とカテゴリ別(右)
いろいろ使ってみて、SENSYの一番良いところはお気に入りリストの見やすさだなと。お気に入りしたアイテムが1つのリストにつっこまれるのではなく、しっかりカテゴリ別とブランド別に分けられて入れられているのでものすごく見やすい。

自分の好きな服のテイストが再確認できるし、ブランド別に見れるということは新ブランド発見にも繋がると思う。

ただ、残念なのが購入しようとすると、ブランドの直営サイトなどに飛ばされてしまうこと。そこから一々登録して購入するのは面倒なので、SENSY内で購入できるようになるのが理想。まあ、それはいろいろ難しそうだけど、後々それが実現できたらすごく良いアプリになるなーと。

(現状でも良いのだけど、せめて購入サイトに飛ばした後にブラウザの戻るボタンを…)

まとめると、最近使ったスタイリング提案アプリの中ではすごく良い方だと思う。ECで何となく欲しいものを探すのとは違って、直感的に好きなものと出会えるからいつもの買い物とは違った感覚が楽しめるし、自分の好みがより客観的に分かるようにもなるし、新しいブランドの発見もできる。勿論、アプリもさくさく動くし、デザインも◎。ゲームアプリみたいに少ない時間で楽しめるのでおすすめです。

個人的には前から気になっていた、ワールドの”LE TiROiR de DRESSTERIOR”の服をSENSYから何回もレコメンドされて、気付けば大量にリストに入れちゃって(しかも、同じ服を全カラバリで…)、ああこれは買ってしまうなと…。まだ、二子玉ライズにあるショップに行けてないので、来週辺り行ってみようと思いました…。

GAP MEMBERSHIPが新しくなり、更にGAPでの買い物がお得に。

GAP MEMBERSHIP
GAPの会員サービス、GAP MEMBERSHIPが新しくなり、いつでも+5%、バースデー割引50%OFFの特典が受けられるようになりました。

以前のGAP MENBERSHIPは登録すると、10%OFFのサンクスクーポンのプレゼント、バースデー割引20%OFF、年間購入回数に応じたサンクスクーポン・記念日クーポンの発行、会員限定のシークレットセール(参加条件あり)などの特典を受けることができましたが、これらは全て実店舗限定のサービスであり、実店舗でも10〜20%より高いOFF率のセールが日常的に行われているので、あまり使い勝手は良くなかったというのが正直な感想です。(以前の会員内容はこちらで見ることができます)

しかし、今回内容が新しくなったことで、会員だと通常のセール価格に+5%OFF(合計50%までが上限)されるようになり、バースデー割引も50%OFFにアップ、更にオンラインストアにも対応されたことで、かなり使える会員サービスになったのではと思います。

登録は無料、登録するとGAPでの買い物の購入履歴なども見られるようになるので、是非皆さんも登録してみてはいかがでしょうか?

VON SONOがブランド再開したことを知って。

VON SONO
先週末、VON SONOが活動再開していることを知って、ものすごく嬉しかったので、ブランドの紹介も兼ねて、思い出をつらつらと。


VON SONOは”Stephanie Oberg”がBLESSなどのアシスタント経て、ベルリンで立ち上げたブランド。その後は2006年にロンドンに活動拠点を移し、2010〜2011年に1度ブランド休止、その後2012SSを最後に再度ブランド休止に入る。

VON SONOは日本に取り扱い店はあるものの、メディアで取り上げられるほど大きいブランドではなく、日本語の記事もほとんどない(自分が知っているのはSTUDIO VOICEのインタビューくらい)。そのため、取り扱い店の店員さんに詳しい話を聞いてみると、どうやらブランド休止の原因は結婚と出産とのことだった。

だから、しばらくすれば再開するかな…と毎月HPは覗いていたのだけど、一昨年くらい(?)にサイトが繋がらなくなり、ああこれはブランド終わったのか…と思って、相当ショックを受けた。

VON SONO 2005 summer
私が初めてVON SONOを知ったのは中学生の頃。長崎のショップで偶然見つけてブランド名は何となくしか覚えてなかったけどデザインがすごく印象に残っていて、その2年後、高校生になった頃に地元熊本で取り扱うショップを見つけた。微かに覚えていたブランド名とデザインが一致して、ずっと探していたそのブランドを見つけたときはかなり高揚した。ただ、当時は金銭的に買えず(試着はたくさんさせてもらった。本当にあのお店には感謝しております)、買えるようになったら、ブランド休止して、それに伴い取り扱い店が減って…という悪循環で結局VON SONOの服は1着しか買えなかった…。

ただ、服飾学校に行っていたときはデザイン的にものすごく影響を受けた。VON SONOのコレクションをプリントしたファイルを常に持ち歩き、カットソーなどは真似して作ったりした。他の学生がマルジェラやマックイーンに影響を受けていたように、私はVON SONOに多大な影響を受けて育ったと思う。

VON SONO 2012 summer
VON SONOというブランド名はドイツ語でfrom me(「von」=「from」、「sono」=「彼女のニックネーム」)という意味になる。つまり、VON SONOの服は彼女の日常着を作っているブランドということになる。

しかし、彼女の、女性の日常着がデザインされているのに、それがユニセックスでも着用できるようになっているのが面白いところ。ニット中心のアイテム構成とオーバーサイズのおかげで、ルックでは女性が着ているものもほとんどはユニセックスで着ることができる。つまり、彼女のための日常着を、男性もシェアできるということ。これにどんな意図があるのかは推測できかねるけど、彼女の素晴らしいデザインを着ることができるのは男性としてとても嬉しく思う。

また、元BLESSのアシスタントということもあって、その影響も色濃く見える。ただ、BLESSが”アーティスティックで面白い服(プロダクト)”だとすると、VON SONOは”さらりと着れるけど、アーティスティックな服”というイメージ。彼女の日常着をテーマにしているだけあって、”日常とアート”の距離感がとても上手く、主張の強い服でも意外と着てみるとコーディネートしやすい。

雰囲気はあるのだけど日常的である服。それが私が10年間ずっとVON SONOを好きでいる理由なのかもしれない。

VON SONO - ONLINE SHOP
そんな敬愛するVON SONOが14SSから再開しているということを知って、本当に嬉しい。

HPのデザインを一新し、オンラインショップも開設(!)、二度目のリスタート。育児と共にブランドをやるのは難しいだろうけど、順調にブランドを成長させ、長く続けててほしいと心から願う。

新しいコレクションを見てみると、デザインが落ち着いて(少し昔のデザインに戻った…?)、今の時代感ともフィットしているよう。あとは、光るニットなど以前よりBLESSの影響がより強くなっているのも気になるところ。やはり出産と育児を経て、デザインに少し変化が見えるので、今後彼女の見せる世界観がどう変わっていくのか楽しみにしたいと思う。

日本ではNidで取り扱いがあるようなので、週末見に行ってみようと思う。久々の再開に今から胸が高鳴る…。

※ブランド再開してからのインタビューがあったので、載せておきます(英語)。あと、Nidのスナップにも着用しているものがあるので、そちらも。

INTERVIEW - VON SONO - ACM ACasualMan

Nid  (stylingページに着用画像あり)

今シーズンのVANSのスリッポンは優秀なもの多し。

最近スニーカーを見に行くと、つい目がいってしまうのがVANSのSLIP ONとOLD SKOOL。10代の頃はVANSを一番履いていたので、リバイバル的な感じ(か、sacaiのコラボの影響…?)なのかなとも思うけど、それを抜きにしても今シーズンのVANSのSLIP ONは優秀なデザインが多いなーと。

そこで、最近気になったSLIP ONをまとめてみました。全部、ABC-MARTで見つけたものなので、入手はしやすいはず…。

VANS SLIP ON V98CL MTR F14 - ABC-MART
デニムとスエードを合わせたモデル。素材、配色の組み合わせがVANSらしいオーセンティックな仕上がりで◎。

VANS SLIP ON V98CL CHINO F14 - ABC-MART
こちらはチノからインスピレーションを受けてデザインされたモデルだそうで、ちょっぴりシックな感じ。カーキ、ネイビー、ベージュが出ているけど、どれも服に合わせやすそう。

VANS SLIP ON V38CL RIS F14 - ABC-MART
ウール素材のSLIP ON。キャンパスからウールにすると、元々のカジュアルな印象からグッと大人な感じになって良いなーと。あと、冬にローテクスニーカーは足が冷えるので、素直にウールだと嬉しい…。

VANS SLIP ON V38CL COWICHAN2 F14 - ABC-MART
カウチンニットのスニーカーは可愛い。履いてみるとそこまで主張しないので、意外と合わせやすいのも◎。

VANS SLIP ON V38CL WBS F14 - ABC-MART
ウォバッシュキャンパスを使ったSLIP ON。ストライプになると、モードなスタイルにも対応できそう。意外とありそうでなかった感じで、あるとかなり使えそうだなーと。

他にもいろいろ出ているのだけど、最近気になっているのはこの5足。SLIP ONは何より履きやすいし、値段も安い(これはVANS全般に言えることだけど)ので、普段履きにはおすすめです。一番上以外はスタイルもそこまで選ばないと思うので、秋冬の選択肢にVANSのSLIP ONを加えてみてはどうでしょうか?

コート系スニーカーなら、NIKEの”Tennis Classic”推し。

NIKE - TENNIS CLASSIC AC - ZOZOTOWN
Stan Smithの人気から、巷では次はコート系のスニーカーが来るのでは…?とか言われておりますが、もしそうなったら(というかそうならくても)私はNIKEのTENNIS CLASSICを推したいなと思います。

TENNIS CLASSICというと、J.CREWや、uniform experimentfragment designなどのコラボを思い出すのですが、今シーズンはオリジナルの復刻がスウェードでリリース中。今回のデザインはNIKEロゴまで色が統一されているのが魅力ですね。万能感あるスウェードでコーディネートもしやすく、価格もめちゃくちゃ安いので、今イチオシのスニーカーです。OSHMAN’Sなどに置いてあるので、気になる人は是非。

NIKE - TENNIS CLASSIC RM - ZOZOTOWN
あと、前に出たオリジナルカラーの復刻が在庫ありで、セール中なのでついでに載せておきますね。スウェードも万能で良いけど、レザータイプも渋くて良いですよね…。買おうかな…。

個人的に気になるニットキャップをまとめてみた。

最近コーディネートに何かアクセントが足りない…と思っていたところ、ニットキャップを被ってみるとかなりしっくりくる感じが…。実際使ってみるとすごく便利で、近頃はニットキャップをチェックするのがプチトレンドになっております。(今まで、頑なに帽子被らなかったのでその反動か…)

そこで、世の中的にもニットキャップはトレンドということで、個人的に気になっているニットキャップをまとめてみました。

STUSSY Livin GENERAL STORE - Knit Cap
STUSSY Livin GENERAL STOREのニットキャップはプレーンな感じと、カラバリ、そして何より価格(¥3,240)が魅力的。シンプルながら、ワッペンが良いアクセントになってるなーと。アクリル製でMADE IN USAというのも良い。

ALLEGE - Knit Cap - ZOZOTOWN
最早、定番である”ALLEGE”のニットキャップはやはり良い。コットン50%、アクリル50%とか、ウール100%とか、素材のバリエーションがあるのも嬉しいところ。被るとすごく今っぽい雰囲気が出て、人気の理由も分かるなーと。

あと、ALLEGEはニットキャップのイメージが強いけど、他のニットアイテムも上手い(というか、ニット中心のブランドなのだけど)。ニットだけど、ゆるすぎず、モード過ぎず、東京っぽいベーシックで存在感のある服を作っているブランド。着るとどんどん馴染んでいく感じがすごく良い。着心地ももちろん良いので、おすすめです。

niuhans - Knit Cap - FREEDOM FROM COMMONSENSE.
カシミアを使った上質感のある”niuhans”のニットキャップ。ニットキャップにしては少し高めの価格だけど、被ってみると優しい肌触りで納得の出来です。トップのデザインが少し変わっているのも◎。

niuhansもALLEGEと同じくめっちゃ良いブランドですよね。メンズだけど、ものすごく綺麗な服だと思う。サイズが小さめなので、なかなか買う機会がないのだけど…。


ニットキャップはいくらでも持ってて良いと思うので、今年は素材や色違いでいくつか買えたらいいなーと思ってます。まあ、何かとネイビーに行きがちなので最初に買って、その他の色も差し色的に持てるのが理想ですね…。個人的なまとめでしたが、皆様のご参考になれば幸いです。(今回紹介したのは結構厳選したので本当におすすめです)

SUFFICINET 2015SS ”KING” - 同年代が作る東京のメンズブランド

SUFFICIENT 15SS 「KING」
先週末は東京のメンズブランド”SUFFICINT(サフィシェント)”の展示会に行ってきました。

SUFFICIENTはsiseのアシスタント経験がある金丸さんと、小宮山の二人が2013年にスタートしたブランドで、同年代が作る東京の”メンズ”ブランドということで個人的に動向が気になっている存在。(ちなみに、デザイナーの二人は服飾時代の同級生。小宮山は同い年です。)

4シーズン目となる2015SSのテーマは「KING」。IWGPの登場人物、KINGのその後の生き様を想像して作ったコレクション。

シャツはロング丈のものが目立つ。通常のシャツとは違ったギミックが面白い。
衿からグログランテープが見えているシャツ。
袖、裾リブにニットが使われたスウェットシャツ。
スラックスのベルトループにも特徴が。
SUFFICINETの展示会に行くのはこれで3度目なのだけど、毎シーズン
”このブランドらしさ”を感じるコレクションになっているのは良いなーと。多分それは早くから、アイテムに特徴的なデザインをしているおかげかなと。衿やポケット、ファスナーなど細部のギミックを見れば、すぐSUFFICIENTだと分かる。それが若いブランドである”SUFFICIENT”が一貫して、らしさを伝えられている理由だと思う。

スウェット…?と勘違いするほど、オンス高めのTシャツ。
ブルゾンなどのアウターも。
コレクションのテーマ「KING」に沿って、今シーズンはストリート寄りなアイテムも多め。元々、SUFFICINETは東京メンズの今っぽいモードに上手くスポーツ要素を取り入れているブランドなので、こういったハードになりがちなアイテムも上手にアレンジされていて良かった。

毎シーズン、ルックブックの写真もかっこいい。
総評としては、今シーズンも東京の今っぽさがあり、スポーツ、ストリートのトレンドを捉えていた良いコレクションで、欲しい服もずらり…だったのだけど、意図せずシーズンレスな感じも目立っていたかなと。全体的に重めな印象で、7〜8月辺りの真夏に着られる服が少ないかな…?と思った。季節感のある服がもっと増えると、コレクションの完成度がもっと上がると思うので、来シーズンはその辺にも期待したいなーと。

とりあえず、今はオーダーした服が届くのを楽しみにしております…!取り扱いが増えるといいなー。