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【編集後記】今シーズン初上陸した、パリ発ヴィーガンシューズブランド”GOOD GUYS”の魅力。

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今シーズン、日本初上陸にしたパリの新鋭シューズブランド”GOOD GUYS”。ここのシューズはヴィーガン(完全菜食主義者)シューズと言われていて、皮革などの動物性材料が一切使われていません。代わりに、春夏は厚手キャンパスコットン、秋冬は合皮スエードをメインに使っているので、価格が非常にリーズナブル。海外のブランドにしては珍しく2万円以下という価格設定です。


2トーンのレースアップシューズ。

GOOD GUYS、SS13は西海岸のサーフシーンなどを描いた画家”David Hockney”のペイントにインスパイアされた、鮮やかで春らしい軽さがあるカラーリングが特徴的。靴型はレースアップシューズ、ローファー、モカシンとベーシックながら些細なポイントで上品に、洗練されているように感じるデザインに仕上がっています。

きれい目全般のスタイルに幅広く対応できると思いますが、KITSUNÉやCommune de Parisなどのクラシックカジュアルに合わせるのが一番しっくりくるかなと。ただ、初上陸ということで今シーズンは国内のセレクトショップもまだ様子見。入荷されているのは、1トーンのシューズや2トーンでも落ち着いたカラーが多いようです。

こちらはキャンパスコットンにオイルド加工したシューズ(プライスは少し上がる)

しかし、このブランドで一番注目するべきなのはデザインではなく、その機能性。

ソールにマイクロファイバーを使っているので、履いてみると驚くほどの軽さを体験できます。ソールにほとんど重さはなく、生地もキャンパスコットンなので、スニーカーより軽いんじゃないかと思うほど。これくらい軽くなると素足に近い感覚(NIKE FREEのような)になってしまって、逆に歩きづらいのでは…と心配してしまうのですが、ソールが高く設定されていることでその心配は解消されています。

また、ソールだけじゃなくアッパーの作りも良く出来ていて◎。つま先の幅が広く設定してあったり、かかとの部分が丈夫に作られていて靴擦れしにくくなっていたりと、海外のブランドなのに日本人に優しい仕様です。(海外のシューズはつま先の幅が狭くて、サイズアップしないと日本人の足に合わないものが多い)

このソールの質感とアッパーの組み合わせも絶妙。実物を見てみると(特に横から見ると)モダンで可愛らしいデザインで、すごく今年の春夏っぽいなーと。

価格、デザイン、履き心地、トレンド性…トータルで見てすごくバランスが良く、今期一番魅力的なシューズを展開しているGOOD GUYS。春夏用のシューズを探している人、軽くて履きやすい靴を探している人には絶対チェックしてもらいたいブランドです。

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GOOD GUYS、実は先日偶然よく行くお店に入荷していてその存在を知りました。価格が安かったので試しに履いてみたら、すごく良くて、これは広めなければ…!と思って今回紹介したのですが、ファッション初心者にとって2万円は許容範囲だとは思うけど決して安くはないし、取り扱っているお店もまだ少ない…ということで、編集後記というタグをつけておきました。

調べてみると、パリの価格が€150、日本価格が19,950円という真っ当な価格設定をしているようで好感度高し。円安の影響か、yooxだと3万円していたのでこのブランドは素直に国内で買った方が良いかなと。

こういった姿勢と、対コールハーン ルナグラインドとしても見れることから数シーズンのうちにバズるのでは…予想しております。デザイン自体の幅はそこまで広くないけどショップ毎に別注できるらしいので、秋冬は色んなバリエーションが国内でも出回りそう!(来シーズンも写真で見たけど、スエードVerは春夏とは違うシックな雰囲気で良い感じでした)

しかし、残念なことに来シーズンから円安の影響で価格が約2割上がってしまうので、気になった人は是非今シーズン中に探してみてください!

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