「日常の1歩先をキリトル。」Human Being Journal を読んで。
HUMAN BEING JOURNAL |
この雑誌は、米・ヴァージニア州のセレクトショップ”Need Supply Co.”が年に2、3回発行しているもの。ここ1,2年、海外雑誌の日本版が創刊する流れ(KINFOLKやLulaなど)ができているように見えますが、セレクトショップが出している雑誌が翻訳され、出版されるというのはその中でもやはり珍しいような気がします。それに今号は米でもまだVol.5、かなり早い段階で日本語版が出てきたなーと。
テーマと取り上げている内容についてはHPに詳しくあるので、そちらを読んで頂くとして、ここでは気になったところをつまみ食い的に紹介してみます。
米国の雑誌なのですが、今号ではロンドンやチュニジアなど国内以外も周って人々をインタビューしていて、グローバルなカルチャー誌という印象を受けました。セレクトショップ発の雑誌だから写真や取り上げるものがハイセンスでハイクオリティなのは分かるけど、テーマや取材範囲がここまで広大であると、もうその枠組からは飛び出しているなーと。さすがに早くから日本版を創刊するだけはあります。
気になったトピックスは、Common Projects、Apiece Apartのインタビュー、ニューヨーク州の+ POOLの舞台裏レポート、Shanks、フリーガンなど。どれも読み応えのある内容で、日本とは違った、知らないカルチャーに触れることができて読んでいて面白かったです。(ただ、調べないと分からないこともあったので、読みながらググる必要とかあるかも)
そして、写真がとても綺麗で、表紙のAna Krašや後半にあるファッションフォトがとても良かった。後半のファッションフォトは衣装協力にDUNEやvendorなど日本のショップが結構あったから、日本人的にも馴染みやすいテイストだと思います。(ちなみに、メンズ・ウィメンズ共に非常に自分好みでありました)
あと、Human Being Journalはオンラインストアもオープン予定。日本では買えないものも多々あるらしいし、Need Supply Co.のオンラインストアもクオリティが高いので期待したいところ。オープンが待ち遠しいです。(ただし、商品はアメリカからの発送になるよう)
カルチャー誌なので少々難解な部分はあるものの、非常に読み応えがあり、ヴィジュアルも満足できると思うので、書店で見かけたら是非読んでみてください。おすすめです。
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