新潮社の倉庫をリノベーションした、神楽坂のla kaguに行ってきた。
土曜日の14時頃。階段下の日陰でゆっくりする人も多かった。 |
ニュースを見てた感じだと、ファッション強めの代官山蔦屋的なもの(新潮社の倉庫のリノベーションということもあるし)をイメージしてしまっていたのですが、実際行ってみるとそれとは全く違った場所でありました。
まず、la kaguは1階に入ると、フロアの全貌がほぼ見渡せます。そこそこの広さはあるのですが、1階、2階と合わせてフロアのものを全て見て周るのにそこまでの時間は掛からないかなと。ぱーっと見て周るだけなら15分くらい、1階から入って2階の階段出口まで出るだけなら3〜4分しか掛からないと思います。
1階はフードとレディース、雑貨、2階はメンズと本と雑貨が展開されています。割りとしっかりとスペースが区切られている2階と比べ、1階はフード、レディースファッション、雑貨が区切られることなく、一纏めにされているような作り。(左がフード、右がファッション、真ん中、奥が雑貨のような区分はあるのだけど、雑貨ラックの1〜2m先にはフードスペースでご飯を食べている人が…という、すごく凝縮感のあるフロア)
ただ、それでもごちゃごちゃが少なく、綺麗にまとまっていると思うのは、白で統一された空間と、AcneやMARNI、Margielaなどモードで清潔感のある服、洒落たフードメニュー、北欧家具の全てに親和性があるおかげかなと。すごく衣食住のバランスが良いなと思います。
少し気になったのは、2階の本のスペース。新潮社の文庫本ずらーは圧巻なのかと思いきや、そこまでのボリュームはなくてちょっとがっかり。すごい…!ってくらいボリュームが欲しかった。ハードカバーもちょっと少ないかなーと。ところどころにキュレーションされている本は魅力的なものが多くて良いんですけどね。
あと、上で本買って、下でコーヒー飲みながら長々読めるかと言ったらそれも微妙かな…。全体的にバランスはすごく良いのだけど、本だけ少し弱いかなと思いました。トークイベントとかたくさんやるみたいなので、少しずつ本のスペースが改善されていくといいなあと。(あと、HPもinstagramだけじゃなく、普通のフロア説明みたいなのが欲しい…)
la kagu - FASHION |
日本製、アメリカ製、英国製など、産地にこだわっている服ばかりをセレクトしてあるのが好感度高いなと。オリジナルブランドのHundredsonも日本製でクオリティが高く、プライスも比較的安めで良い感じ。(ブランドのHPと服作りのストーリーがあったら尚良。)
こういった少し都心から離れたライフスタイル提案型のお店って、わざわざここで服を買わなくても…と思うことが多いのだけど、la kaguは服を買いに行く場所としてもしっかり機能してくれそうです。アクセスも新宿から一本で行けないのはあれだけど、そこまで悪くはないし。
コーヒーは鎌倉のカフェ・ヴィヴモンディモンシュが焙煎したものらしい。 |
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